2024.10.31
スタイリストひとみさんに聞く「秋冬おすすめコーデ Vol.1」
毎シーズン好評の「スタイリストひとみさんに聞く」シリーズ。2024年秋冬もスタイリストの松野仁美 (まつのひとみ)さんをお招きして、秋冬コーデについて語っていただきました。 Vol.1は、秋に人気の「茶系・ベージュ系」コーデを中心に、今年のトレンドカラー「レッド系」の合わせ方など、ひとみさんのワンポイントアドバイスをお届けします。
秋の定番「茶系・ベージュ系」コーデ
秋に人気の茶系やベージュ系カラー。柔らかな色合いが秋の装いにぴったりで、冬のダークカラーのコーディネートにも自然に溶け込むため、幅広いスタイルで楽しむことができます。温かみのある色味が、季節感を引き立てながらコーデに品格と柔らかさを添えてくれるのが魅力です。
カーキ系の落ち着いた色のコートに茶系の無地×チェック柄のリバーシブルマフラーをコーディネート。
色が様々入っているチェック柄は、ダーク系のコートの上に身につけても重くなりすぎない。
ダーク系のカラーが増える冬のコーデにも合わせやすく、インナーに明るい色を合わせるのもオススメです。
なんでも合わせやすい一方で、無地×チェックのリバーシブルは単色コーデで全体を茶系トーンにしてもかわいらしくなります。
シンプルで洗練されたグレージュのストールは、無地のニットやコートなど大人っぽい合わせ方にするとより素敵に見せることができます。
もの足りない場合はパンツやインナーにベージュトーンではない色を合わせるのもオススメです。
カシミヤ本来の色味と光沢を生かした、高級感漂う無染色カシミヤのストール。
落ち着いたきれいなベージュには色味の深いトップスやワンピースにさらっと羽織るだけでもオシャレ。洗練された雰囲気で上級者見えの着こなしに。
ネイビーのトップスなどと合わせるのもオススメです。
無染色のカシミヤで織られたチェック柄の大判ストール。
ベージュとブラウンが混ざったストールは、上下が無地のコーディネートと合わせた時にバランスがとれてきます。シンプルコーデでもチェック柄のストールがポイントになります。
あまりビビッドすぎるものよりも、ボトムにダークトーンなどを合わせるのがオススメです。
2024年のトレンドカラー「レッド系」コーデ
シンプルコーデに合わせて主役に
今年のトレンドカラーのレッドはシンプルコーデに合わせると主役になります。
無地の赤系のワンピースにちょっとトーンの違う赤系のマフラー・ストールを合わせたり、思い切りのある合わせ方で赤に赤を合わせるコーデもオススメです。
真っ赤だと挑戦しにくい場合はちょっとトーンを落としたオレンジ系だと挑戦しやすく、今年っぽさも取り入れられます。
「薄手」と「肉厚」選ぶポイント
薄手は上品なイメージにしたい場合に。ボリュームのある肉厚ものはカジュアルで、包まれてる感があるかわいらしい印象に。
大判ストールの上手な使い方・コーデ
大判ストールをコートの上から肩にかけ重ねてみると、普段お使いのコートも新しいスタイリングのポイントに。薄手の柄物と無地のコートの組み合わせもオススメ。秋口に手に入れたストールも冬のおしゃれの楽しみになります。
まとめ
皆様いかがでしたでしょうか?定番の茶系・ベージュ系も工夫することで幅広いコーディネートを楽しむことができます。ストールも季節によって着回しを変えると秋冬シーズンを通してお楽しみいただけます。是非、参考にしてみてください。
アドバイスをいただいたひとみさん、今回もありがとうございました。
松野 仁美 (まつの ひとみ)
スタイリストhitomi_matsuno_
埼玉県出身。2015年 スタイリストのKOSEI MATSUDA氏に師事。2018年より独立しフリーランスにて活動。 ファッションや広告、CM、MV、アーティストのスタイリングなどを中心に幅広く活躍。 いつもイメージを汲み取りながらより良いものになるよう心がけています。 色とシルエットで遊ぶスタイリングが好きです。 https://www.hitomi-matsuno.com/
埼玉県出身。2015年 スタイリストのKOSEI MATSUDA氏に師事。2018年より独立しフリーランスにて活動。 ファッションや広告、CM、MV、アーティストのスタイリングなどを中心に幅広く活躍。 いつもイメージを汲み取りながらより良いものになるよう心がけています。 色とシルエットで遊ぶスタイリングが好きです。 https://www.hitomi-matsuno.com/